賢いオタク生活

何事にも凝り性な成人女性の個人的な日記

寝る前に何も考えないなんてことあたしはない

・解散したアカシックというバンドが数年ぶりに新曲を出した。失爽宣言。わかるけどわからない曲だった。わからないのになんか聴くのやめられなくて聴いちゃう。でもこの歌詞のことはあんまりわかりたくないような気がする。わからないけどつい聴いちゃう曲というのはかなり不思議で、理解もできなければ好みでもないのに何かが私を掴んでいる。

 

・私はその人がおそらく想像するであろう「私像」に寄せていってしまう癖があり、最近の私は全然本当の私ではなかった。誰に対してもそうだった。めちゃくちゃ「誰かのためにわかりやすく生きる」状態になっててほんとに良くなかったなぁと思う。普通に思ってもないこと言ってしまってた気がする。

でも「その人が期待するであろう」(←これも想像でしかないのだが…)私像をやるのって楽なんだよな〜納得されやすいから……でも親しい友達に対してもそれをやるのはヘルシーではない。本当は望んでいない、と思うし、納得されなくていいのだ本当は!人間は理屈でできていないから……

直近だと、私は友人の前でinfpぽくいようとしすぎていたなと思う。やってるときは無意識だけど後からあの瞬間の私は過剰だったな(盛ってたな)と思う。気がつけて偉いかも。

都会出身の人の前で過剰に田舎者ぽくふるまったり、年長者の前で過剰に若者ぽくふるまったりするのもそう。他の人と違うところを盛ってわざわざキャラを立たせなくていい。

その人に見せている私が言いそうなことを適当に口走るのは、自分にとって誠実でない。口に出したことって本当になっていくし。その場をなんとかしたくて、適当な即レスをしない。答えに詰まったら黙ってもいい。自分のために黙る。

 

・私より半年遅く入社したOJTの後輩の入社初期の大きめのミスが今更発覚した。落ち込む…入社初期だから明らかにOJTである私の監督不行届であるが、そもそも私も当時入社半年とかだったのであんまりよくわかっておらず、よくわかっていない人に教えさすな…とも思う。自分の不行届を反省する一方で、なんか本当によく頑張ったよなとも思う。

人に教えるのってマジで難し〜〜 自分は新卒で入った会社がそもそも産休の人の穴埋め、今の会社も入社4ヶ月で前任者退職、とかだったので体当たりでなんとかすることに慣れすぎており、「教えられなきゃわからない」とも思えず、全てをなんとかしようとしすぎてめちゃくちゃ先回りして、それができない(もしくはやらない)人のことがあまりわからない。そもそも自分よりできない人に対して心が狭すぎる気がする。私でもできるのになんでできないの…!?なんでそこで気が付けないの…!?となる。でも前の上司がこのタイプで、「なんでできないの?」とか平気で聞いてくる人ですごーーーーい嫌だったから、絶対あれにならないように常に気を張っている。優しくなりたい。てか人の面倒見ながら自分の仕事に対処するの本当に……もう疲れた……給料あげてください……

 

・↑で書いた私の入社4ヶ月後に辞めた前任者とランチ。次の会社のオフィスがかなり近所らしく、数ヶ月に1回お昼休みを合わせてご飯を食べている。向こうは在籍当時から私のことを気に入ってくれているが、自分は正直何がそんなに気に入られているのか全くわからないし、あんまり話が合うと思ったこともない。他者からの好意はなるべく無下にしたくないし、悪い人じゃないし、お昼休憩の1時間くらいならいいかぁと思い付き合っているが、何度も休日のBBQやフェスに誘われており適当な言い訳をして断るのがそろそろ面倒になってきた。BBQとフェスにこの私が行くわけないだろ!!!!!!!!!!次も断ったらいい加減気づいてくれるかな…もう3回くらい断ってるんですけど…逆に1回くらい行ってみるか…?いやでも自分キャパなさすぎて興味ない人に割く時間もお金も全くないわ

 

・先日病院に行ったときに降りた知らない街で秋祭りが行われており、道路では半被を着た人たちがお神輿を担いでいた。かけ声は「わっしょい!」だった。そんな嘘みたいなことある?わっしょいて!祭りの教科書に載ってるやつやん!(祭りの教科書てなに)と思ったけどここは東京なので見本みたいなかけ声の秋祭りがあってもおかしくない。


地元の祭りはかけ声ではなく歌をずっと歌い続けるタイプの祭りで、お神輿(私の地域では太鼓台と呼んでいた)をズルズルと引きながら歌を歌って練り歩く。各家庭をまわってお金(ちゃんとした呼び名があったはずだけどなんて呼んでたか忘れた)をもらって1曲歌って、また次の家庭をまわる。それを繰り返す。大体ソロパート(?)と斉唱パート(?)があり、青年会の男性たちがソロを歌い、それ以外の男性と子供が斉唱する。子供以外の女はいない。

太鼓台には小4〜6の子供が乗れる。歌に合わせて太鼓を叩く。お祭りシーズンは毎晩集会所に集まって太鼓と歌の練習をする。私は昔から高いところが大好きだったので、3年間フルで乗り子をやった。太鼓台に乗るために背が高めの成人男性に肩車してもらったり、乗り子の交代のために軽トラの後ろに乗ったりするのも好きだった。

歌は「伊勢音頭」と呼ばれる民謡で、「伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、尾張の名古屋は〇〇で持つ」という歌詞だったのだが、尾張の名古屋が何で持っていたのか全く思い出せない。小2から一緒で中学の途中で名古屋に引っ越した子が帰ってきたときに集会所で伊勢音頭を歌わされて「尾張の名古屋は俺で持つ😁😁」と歌っていたのにドン引きしたのに、そのことばかりが忘れられない。検索すれば一発でわかるはずだけど、せっかくだから私の尾張の名古屋は彼で持ってもらおうと思う。

 

・寝る前に何も考えないなんてことあたしはない!!!!!!!!!!!!

今週もよく生き延びた。9月あと1週間なんとかこのまま耐えられますように…